みなさんは、チャン・イーモウ監督をご存知でしょうか?
ジョン・ウー監督(男たちの挽歌シリーズ、フェイス/オフ)とならんで、
世界的にも有名なアジアを代表する監督です。
(その中に、日本人がいないのが残念!)





チャン・イーモウ
1950年11月14日生まれ、中国 西安出身
北京電影学院撮影科卒業後、カメラマンとして映画界入り、
1987年監督デビュー作「紅いコーリャン」で、ベルリン映画金熊賞を受賞
その後、数々の映画が映画祭で受賞して、世界的にも認知される。





キネマ旬報社から出版されている本





「秋菊の物語」(左)と「紅夢」(右)
主演 コン・リー 


チャン・イーモウ監督は、紅のイメージが強い作品を作るので有名です。
「紅いコーリャン」「紅夢」「菊豆」…溜息がでるほど美しい映像…
でも、衝撃的で凄まじい物語……。
とにかく、女性が強く描かれていて、中国の女性って、
結構、”強いのね!”って思ったものです〜〜。


監督の作品は、みんな好きなのですが、中でもいちばん好きなのが
2000年に公開された「初恋のきた道」です〜♪
いままでの作品と全然違って、素朴な少女が純粋にひとりの男性を
愛し続けるという物語…。
本当に、心洗われる映画なのです〜〜。

ままもぱぱのことを死ぬまで愛し続けられるかな?  ちょっと心配(笑)



    




「初恋のきた道」

2000年 ベルリン国際映画祭 銀熊賞 




主演のチャン・ツィイー 
本当に純真で可愛い感じ〜






「あの子を探して」

1999年 ベネチア映画祭 金獅子賞(グランプリ)




主演のウェイ・ミンジ
中国全土の4万人を超える候補のなかから主役に選ばれた。
でも、最終的な決め手は声の大きさだったらしい…。
現在は、俳優はやめて学業に専念しているようです。