監督 : チャン・イーモウ    1994年 中国
出演 : コン・リー、グォ・ヨウ、ニウ・ベン、グオ・タオ



この映画は、ままの大好きなチャン・イーモウ監督による1994年の作品です。
激動の中を生きぬく人々の姿を描き、カンヌ映画祭審査員特別賞を受賞。
でも、受賞後、長い間、公開されなかった映画なのです。

1940年代〜60年代までを131分で描いています。
”人生、どんなことがあっても生きなきゃいけない!死んだら終わり。”
”活きる”ってことを、再認識させられ、心に沁みる映画でした。

まま個人的には、”さらば・わが愛”にも出演してたグォ・ヨウ
(カンヌで最優秀男優賞を受賞)さんが、いい味だしていて、良かったです。

この映画、まだ中国では公開できないそうです。政治的な背景は難しいですね…





チャン・イーモウ監督



 

愛珍役のコン・リー               福貴役のグォ・ヨウ







□■ ストーリー ■□


1940年代、資産家フークイ(福貴)は賭博で財産を失い、影絵師としてやり直すことに。
妻チアチェン(愛珍)と地道に暮らし子宝にも恵まれ、家族4人の、ささやかだが
幸せな生活が続いた。

しかし50年代、60年代の政変は家族の生活を脅かし、
その中でいくつかの不幸が訪れる…

中国の激動の時代を生きた庶民(家族)の生活を描いた作品。




影絵師となったフークイ(福貴)





長女と長男
チャン・イーモウ監督の映画には、いつも可愛い子役が登場します。






財産を失ったフークイのために実家に帰っていたチアチェンは、
二人の子供を連れて帰って来た。裕福ではないが、幸せな生活が続く。
そんな中、長男が……






障害をもつ長女が成長して、すばらしい男性と結婚。
そして、妊娠・出産。  その時、長女が……






ふたりは、激動の時代を、不幸を乗り越えて、一生懸命に”活きる”。