監督:ジャック・ペラン
2001年 フランス


何も言うことはありません…これは心が疲れた時、是非見て欲しい映画です。
CGを一切使っていない映像は美しく本当に感動もの〜〜
なんだか、自分自身が鳥になったような気分になりました!

監督はあの「ニュー・シネマ・パラダイス」の名優ジャックペラン
そう!ラスト…キスシーンだけの映画を観ながら涙していた彼です!




心安らぐ映画にまたまた出会えました〜♪




□■ ストーリー ■□


北半球に春が来ると、鳥たちは生まれ故郷である北極の地を目指して飛び立つ。

フランスの田舎の湖、ガンたちは飛び立っていく。
一方、アジアの鳥たちはヒマラヤ山脈を迂回して西や東を目指す。
力つきた鳥は、他の動物たちの餌食になってしまう。容赦ない弱肉強食の世界がそこにある。
ペンギンだってペリカンだってコウノトリだって生き抜くため、より良い地を目指す。

世界中の渡り鳥がどのようにして大陸を横断し目的の地にたどり着くのか…。
この作品は、彼らの移動する様子を克明に追ったドキュメンタリーである。

この作品がすごいのは、鳥たちの目線でその様子を描いていることである。

撮影期間3年、20カ国以上を訪れ、6チームに分かれて撮影を敢行したという。
撮影費用はドキュメンタリーとしては破格の20億円!
大空を舞い、時に必死で羽を振るわせる鳥たちの映像にもちろんCGは一切使っていない。
こんな作品をまとめ上げたのは俳優としても知られているジャック・ペラン。
最近では『キャラバン』で米アカデミー賞外国映画賞にノミネートされている










生まれ故郷である北極の地を目指す…








北極の地で新しい生命が誕生する







 
そしてまた戻って行く
地図もなく、太陽と星、そして地球の磁気を体で感じて戻ってゆく!









ツインタワーが… 
















何千キロもの旅をして、旅立った場所に戻って来た